今日は、産婦人科に努めている看護師さんの体験談です。
性病って、以前は風俗などで移るものってイメージがありませんでしたか?
だから、大人がかかる病気...って思っていました^_^;
しかし、最近は性病の若年化が問題になっているんです(;´Д`A
日本では、全ての年齢層に性病の増加がみられているのですが...。
なんと、とりわけ10代後半から20代の若い人たちの増加が著しいんですよΣ(゚д゚lll)
10代なんて、子供じゃないですか...(;´Д`A
そう、子供だからこそ、性行為の知識はあっても、性病に対する正しい知識がない、そして予防する術を知らない...。
だからこそ、性病の怖さを知らない高校生などの10代後半からの性病が増えているんですよね(;´Д`A
増え続ける性病の中でも、クラミジアの増加が目立ちますが、これは性病の若年化にともなっているともいえますね。
クラミジアが、感染、発症するのは、男性では尿道炎、女性では、子宮頸管炎です。
10代、20代の女性子宮頸部は、円柱上皮といわれる粘膜部分が、膣内に大きく露出しています。
クラミジアは、そこに好んで繁殖することもあり、若い人はクラミジアが感染しやすいのです(;´Д`A
クラミジアが不妊症の原因となるため気をつけなくてはならないと言われていますが、実はもっと危険な性病も今増加しているんです。
それがHPVです。
尖形コンジローマのウイルスとしても知られていますが、型によっては子宮ガンなどの、悪性腫瘍を引き起こす危険が高いものもあるんです(;´Д`A
こんな恐ろしいウイルスが、10代や、20代の感染率として高くなっているなんて...怖いことですよね。。。
このウイルス、感染していることを見つけることはできるのですが、治療する薬がないんです~_~;
このままでいくと、将来ますます子宮ガンは増加するだろうって言われているんですよ=Σ(゚д゚lll)
さらに、最近話題に上がらなくなったHIV
これもまた、10代、20代の若い人を中心に感染が増えている事実もあるんです=( ̄Д ̄)ノ句
考えたくないけど、10代の子供を持つ親が、我が子がそんな恐ろしい病気になっているかもしれない...という心配をしなくてはならない時代になっているんです。
まとめ
最近の産婦人科では、10代や20代前半の妊娠が目立ちますが、同時に若い世代の性病の感染確立の高さも無視できません。
教育の場だけでなく、家庭でも性教育を積極的に行う必要がありそうです。